カメラマンになるきっかけ - パパカメラマン酒井大輔のコトバ【年間200件以上の撮影件数】

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今日のお話は昨日の続きです！！

sadai.hatenablog.com

就職活動をして、ある冠婚葬祭業の会社の人事部の部長に惚れてしまい、「この人に付いていきたい」という気持ちになって最終選考を受けた話までは昨日書きました。

結果、その会社に内定をもらい、無事に入社となりました。
そして、研修が始まるのですが、私の気持ちとしては『やりがい』という部分で葬祭部門をやってみたいと思っていました。
その理由は昨日書いた通りです。

研修は葬祭部門だけではなく、ブライダル部門など他部門の研修もあり、凡そ3か月ほどは色々と研修をしました。
その間も「自分は葬祭部門で仕事がしたいんです」とアピールをしまくっていました。
なので、葬祭部門の研修時には他同期よりも色んな業務を教えてもらっていました。

そんな葬祭部門の研修を受けていたある朝の出来事
一本の電話が鳴りました。お客様から葬儀手配の電話でした。
そこでその店舗の支配人がガッツポーズをきめたんです。

売り上げが厳しい店舗でした。
しかし、人が亡くなっているのにガッツポーズ。
当時の私には信じがたく、耐えがたく...
あり得ませんでした。
こんな環境で働きたくないと一瞬で葬儀部門への熱が冷めました。

そして次にブライダル部門の研修です。
葬儀部門はもう諦め、自分のやりたい部門を探っていました。
営業やプランナー、披露宴会場スタッフなど様々職種がある中で自分が何がしたいかを自問自答をする日々でした。
そんなある日、店舗の支配人から「今日はウェディングの前撮りがあるから研修でついてみないか？」という言葉を頂きました。

カメラも写真も全く興味はなかったのですが、どの職種の希望を出そうか迷っていた中、カメラマンの仕事も見てみることにしました。
結果、カメラマン・アシスタント・美容師で作りあげている、前撮りの幸せの空間に一瞬で惚れ込んでしまったんです。

急展開でした。

カメラの「カ」の字も知らない自分でしたが、そこからはカメラマンになりたいという気持ちしか出てこなくなりました。
そして、全日程の研修が終わり人事部へ配属先の希望を伝える際に、「カメラマンになりたいです」と告げ、とても驚かれたのを今でも覚えています。

そして、無事カメラマンへの配属が決まり、そこからは先輩から本当に多くのことを学び、自分自身でもたくさん勉強し、カメラマン・フォトグラファー人生を積み重ねていきました。
やはり、結婚式・写真となると撮り逃しが全くできません。
このプレッシャーが本当にすごくて、初めて結婚式の撮影に入る前日は全く眠れなかったことを覚えています。

今となれば、本当に良い思い出です。
15年前、人事部の部長との出会いで今でもこのようにカメラマンとしていられる環境に感謝しています。

昨日と今日で15年前の気持ちなどを言語化し、あの頃の気持ちを思い出し、あの新鮮な気持ち、新鮮な緊張感を持つ大切さを再認識しました。

なんか気持ちがすっきりしました。

とりあえず、今回もこの辺で終わります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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